Amazon Linuxにユニリンク社の「EDIWave 全銀TCPクライアント」を導入しました。
環境
- Amazon Linux AMI release 2016.09
導入手順
インストールを実行するとエラーが発生。
$ sudo rpm -i zclient-2.3-6.i386.rpm error: Failed dependencies: libc.so.6 is needed by zclient-2.3-6.i386 libc.so.6(GLIBC_2.0) is needed by zclient-2.3-6.i386 libc.so.6(GLIBC_2.1) is needed by zclient-2.3-6.i386 libc.so.6(GLIBC_2.2) is needed by zclient-2.3-6.i386 |
64bitOSに導入を行うと発生するようなので追加パッケージを導入
$ sudo yum install libc.so.6 |
再度インストールを実行
$ sudo rpm -i zclient-2.3-6.i386.rpm |
エラーが表示されなければ成功です。
インストールのディレクトリ構成
ホームディレクトリ:/usr/local/zhostd/
HTMLドキュメント:/var/www/html/zhostd/
CGIプログラム:/var/www/cgi-bin/zhostd/
その他、受信には/tmpを利用するので十分な空きが必要になります。
Webブラウザでログイン
ログイン画面(http://IPアドレス/zhostd/index.html)にアクセスすると文字化けが発生しました。
わたしはFirefoxを使っているので、文字コードの設定変更。
[表示] – [テキストエンコーディング] – [日本語(EUC-JP]
文字化けせずに表示されました。
インストール直後のユーザIDとパスワード
■管理者
ユーザーID:root
パスワード:admin
■一般ユーザー
ユーザーID:user
パスワード:ediwave
ログインも正常に行えました。
ファイル受信してからのデータ整形
全銀TCPのサーバにはIBM iSeriesを利用しました。
IBM iSeriesでは2種類のデータを用意してテストを行いました。
Aファイル・・・EBCDIC
Bファイル・・・ASCII
両ファイルとも1レコード200byteのファイルになっています。
UTF8への変換
iconv -f IBM-930 -t UTF-8 Aファイル > Aファイル.utf8
iconv -f IBM-943 -t UTF-8 Bファイル > Bファイル.utf8
200文字毎に改行を入れる
cat Aファイル.utf8 | grep -Eo .{200} > Aファイル.utf8.200
cat Bファイル.utf8 | grep -Eo .{200} > Bファイル.utf8.200
まとめ
しかしCLIで実行しても文字化けしています。
できればUTF-8対応してもらいところです。