AWS

バックアッププログラムとおさらば!Amazon DLM(ライフサイクルマネージャー)で定期的にEBSのスナップショット作成

Data Lifecyle Managrer(以下、DLM)が登場する前は、自分でプログラムを作成して、EBSのスナップショットを作成しバックアップとしていました。
DLMの登場でプログラムを開発する手間がなく、定期的にEBSのスナップショットが作成できるようになりましたので、プログラムのスキルがなくても簡単に設定できます。

同じ様な機能をもったAWS BACKUPというものもありますが、機能や仕様などがかなり違いますのでどちらを選択するかは要件によります。

作業内容としては、

  • EBSにタグを付ける
  • ライフサイクルマネージャーを作成する

と、なります。

バックアップの仕様としては、

  • 毎日AM1:00にバックアップ
  • 7世代保管

とします。

 

EBSにタグをつける

EBSにタグをつけます。

キー
DLM AM01

EBSの選択はインスタンスから行ったほうが確実です。

EBSにタグ追加

「タグの追加/編集」をクリックします。

タグの作成をクリック

「タグの作成」をクリックします。

タグの保存

キーに「DLM」、値に「AM01」を入力し、「保存」をクリックします。

 

ライフサイクルマネージャーでスナップショットライフサイクルポリシーを作成

ライフサイクルマナージャーはECの中にあります。

ライフサイクルマネージャー

「ライフサイクルマネージャー」をクリックします。
「スナップショットライフサイクルポリシーの作成」をクリックします。

ライフサイクルポリシー作成

説明は、ライフサイクルポリシーの名前となります。「DLM-AM01」を入力します。
ターゲットはDLM:AM01というタグを持ったもの全てとなります。

ライフサイクルポリシー作成

スケジュール名は、「Schedule AM01」とします。
ポリシーの実行間隔は、「24」時間とします。
開始時刻は、「16:00」とします。日本時間で1:00となります。
Retention typeは、「Count」を選択します。
Reteinは、「7」とします。

ライフサイクルポリシーの作成

「ポリシーの作成」をクリックします。

 

結果

ライフサイクルマネージャー結果 ライフサイクルマネージャー確認

目的のEBSスナップショットを見つけるにはボリュームIDで検索することになります。

タグをうまいこと付ける方法もあると思います。