AWS

EC2で独自に構築した社内用DNSを使う場合の設定

EC2で、同じVPC内に構築した社内用のDNSサーバをEC2に使わせたい時の設定方法です。

まずはAWSのDNS設定がどうなっているかについてですが、VPC内のEC2はDHCPが利用されており、DNSサーバのアドレスもDHCPで提供されてきています。

ですので設定方法としては以下のようになります。

  1. DHCPオプションセットを作成する
  2. 作成したDHCPオプションをVPCに適用する
  3. DNSの設定を変更したいEC2を再起動する

順を追って画面を使いながら、説明していきます。

DHCPオプションセットを作成する

AWSマネージドコンソールへサインインしてAWSマネージドコンソールを表示します。

f:id:ishimotohiroaki:20170410164856j:plain

AWSマネージドコンソールからVPCをクリックします。

f:id:ishimotohiroaki:20170410165050j:plain

左のナビゲーションにある、DHCPオプションセットをクリックします。

f:id:ishimotohiroaki:20170410165257p:plain

DHCPオプションセットの作成をクリックして、DHCPオプションセットを作成します。

f:id:ishimotohiroaki:20170410165559p:plain

今回は、ドメインネームサーバの変更のみなので、ドメインネームサーバにIPアドレスを入力して作成をクリックします。

複数のDNSサーバを指定する場合は、,(カンマ)区切りで指定します。

作成したDHCPオプションをVPCに適用する

f:id:ishimotohiroaki:20170410170011p:plain

作成したDHCPオプションを適用したいVPCを選択した後アクションをクリックします。

f:id:ishimotohiroaki:20170410170221p:plain

DHCPオプションセットの編集をクリックします。

f:id:ishimotohiroaki:20170410170407p:plain

さきほど作成したDHCPオプションセットを選択し保存をクリックします。

DNSの設定を変更したいEC2を再起動する

設定を適用したいEC2を再起動することにより設定したDHCPオプションセットが適用されます。

他のEC2については再起動のタイミングもしくはDHCPの有効期限が切れたときに更新されます。

※DHCPの有効期限は不明です。

スポンサーリンク