Filemaker

Filemakerでオブジェクトフィールドのファイルを開くボタンを作成する

Filemaker
添付画面

オブジェクトフィールドにファイルを保管したい場合があります
保管はドラッグ&ドロップでも簡単にすることができますが、この保管したファイルを表示するのが面倒です

添付ファイル右クリック

保管されているファイルを開くには、ファイルを右クリックして、フィールド内容のエクスポートでローカルに保存してからファイルを開きます

この方法では面倒なので簡単にファイルを開くボタンを作成し、ワンクリックで保管されているファイルを開く様にします

スクリプト作成

スクリプトワークスペースで、「ファイルを開く」スクリプトを作成します

スクリプト作成

1行目はデバイスが不明な場合はエラーを表示しています
4行目でデバイスを判断していますが、2以下の場合だけ動作するようにしています。よってMacかWindowsのみです
5行目でローカル変数$Fileに計算結果を与えます
6行目でそのファイルを開きます

5行目の変数を設定詳細

変数を設定

この画面は、変数を設定行をクリックし、右の歯車アイコンをクリックすると表示されます

さらに値の「指定」アイコンをクリックします

Let ( [
Text = GetAsText ( 工数見積::添付 ) ;
Value = GetValue ( Text ; 1 ) ;
FileName = Substitute ( Value ; "remote:" ; "" )

];

Get ( テンポラリパス ) & FileName

)

中身はこちらのようになっています
工数見積がテーブル名で、添付ふぁフィールド名です
Get ( テンポラリパス )でOSのテンポラリパスを取得しています

ボタン設定

ボタン設定

ボタンの名前を入力します。今回は「添付ファイルを開く」にしました

処理はスクリプトの実行となります
開始は作成した「ファイルを開く」スクリプトを指定します